スピーチの話し方教室(東京)「結婚式スピーチ!部下から披露宴のスピーチを頼まれた」

結婚はおめでたいが、スピーチは苦手

あなたの部下が、結婚の報告と共に、披露宴の参加を聞いてきました。そこで、あなたは「もちろん!」と答えるのですが、そうすると、すかさず「スピーチをお願いします」と言われてしまいました・・。

よくあるシーンですね。上司となれば、あがり症を口実にスピーチを断れませんし、部下に対する礼儀としても、スピーチをしなければならないものです。

忙しいあなたは、話し方教室に通う時間はとれそうにありません。今回は、そんなあなたのために、成功するスピーチのコツを伝授しましょう!

結婚披露宴スピーチの構成

スピーチの構成は、次のようにします。

1.お祝いの言葉
2.自己紹介・新郎新婦との関係
3.新郎新婦を褒めるエピソード
4.新郎新婦への人生の先輩として一言
5.結びの言葉

このうち1.2.5.は、定型文がたくさんありますので、それをベースに自分らしく作り変えてください。1.の後に、新郎新婦が立っていれば、着席を促す言葉があるとよいでしょう。

新郎新婦を褒めるエピソードで盛り上げる

新郎新婦を褒めるエピソードのところで、一番盛り上げたいものです。新郎(新婦)は、よい会社で働き、立派に一人前の社会人として活躍していることを伝えましょう。

新郎(新婦)は、よく頑張っていて、しっかりした家庭を築けること、よき伴侶になれること、信頼され期待されていること、そんなことを、実例をあげて話すのがよいでしょう。

人柄や仕事ぶりについて、他の上司や先輩のコメントや感想を紹介したり、実績を数字で表したりすると、信憑性の高い話として聞き手に納得してもらえます。

立場上、あまり知らない部下のスピーチを頼まれることもあると思います。そんな時は、直属の上司や同僚などに、人柄や仕事内容、趣味など聞いて情報を収集しておきましょう。

言葉を選び、ポジティブで、希望に満ちた話を、心を込めて話せば、必ず祝福の思いが伝わります。

人生の先輩の一言を話してまとめる

経験豊かな人生の先輩として、夫婦円満のコツ、仕事と家庭の両立のコツなど、新しい家庭を築く上でのアドバイスをしましょう。自分の自慢話もいいのですが、失敗談からアドバイスすると、共感が得られるものです。

さて、結婚式の祝詞は、新郎新婦への祝福と、褒めることがスピーチのテーマになります。どうぞ、よいスピーチをして、披露宴を盛り上げてくださいね!

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