あがり症克服の話し方教室(東京)|スピーチの苦手意識・あがり症を克服する!
スピーチの苦手意識を克服する
社会人にもなれば、会社や友人との付き合いの中で、人前に立つことやスピーチを頼まれる機会も増えてきますよね。しかし短い時間で、自分の想いを正確に伝えたり、一つ笑えるオチのある話を披露したりするなんて、とてもじゃありませんがホイホイと出来ることではありません。
そうは言っても、コミュニケーション能力が求められる現代において、「スピーチは出来ないよ!」と、弱音を吐いてばかりもいられません。
今回は、スピーチの作り方や上手に披露するコツを5つご紹介しておきましょう。
スピーチ上達の秘訣
では、人を飽きさせない、ほどよく面白く、程好く真面目なスピーチはどのようにして作ればよいのでしょうか?
1.スピーチの構成を考える
スピーチの中で、一番伝えたい事は何なのかを明確にしておきます。そうすることで、スピーチの核が決まります。核が決まれば、そこへたどり着くための出だしと、まとめるための最後の部分も考えやすくなります。
スピーチを考えている間にどんどん話が逸れてしまうことがありますが、そんな時でも、「一番伝えたいことは何なのか」が分かっていれば、自然と無駄な部分を削ぎ落としてスピーチの構成を考えられます。
2.スピーチに具体的エピソードを入れる
スピーチは人に聞いてもらうためのものです。そのため、出来るだけ聞き手が想像しやすい表現を使うことが望ましいのです。
そこで、自分が実際に体験した具体的なエピソードを入れると、聞いている人にわかりやすくなります。また、体験済みのことですから、話し手自身も話しやすくなるのです。
3.時間指定がないスピーチは3分内で
スピーチをする際には、基本3分以内に内容をまとめるのがベストです。(どんなに長くても、せいぜい5分でしょう。)
スピーチは長くなればなるほど、聞いている側の集中力が途切れてしまい、記憶に残らないものになってしまいます。5分を超えるようでは、構成の見直しが必要です。
4.スピーチを成功させる反復練習
スピーチで話す内容が決まったら、あとは練習をしましょう。何回、何十回と繰り返し練習すると、話す内容も出てきやすくなりますし、自分が普段使っている言葉遣いになってきますので説得力も生まれてきます。
自分で考えた内容でも、まるで原稿を読んでいるだけのような状態になってしまうことがありますので、ここは繰り返し声に出して練習することが大切です。
5.スピーチ本番、もしもの時の用心
スピーチに自信がない段階では、万が一、内容を忘れてしまった時のためにカンペを用意しておいた方がいいでしょう。
カンペには、スピーチの核になる部分と、大切なワードだけ書いておきます。もちろん、はじめから見るつもりで作ってはいけません。「お守り」のつもりで、ポケットに忍ばせておくというわけです。
あがり症克服には、スピーチの上質な基礎を習得することがカギ
あがり症がひどくて一人で練習するのは心配という方は、本学の話し方教室をご利用ください。初心者の上達法は、「上質な基礎」を習得した上で、あとは、その基礎を活用して実際の経験を積むことが王道といってよいでしょう。
その上で、ある程度実践を経験していると、人前に立つことにも慣れていきますし、慣れることで周囲の反応もよく見えるようになります。そうなれば、自分のスピーチがどう思われているか、何がウケているか、改善すべき点はどこなのかも分かるようになっていきます。
スピーチは、自己を成長させるための重要な一歩です。毛嫌いせずに、どうか前向きな気持ちで取り組んでください。
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