会話・雑談力の話し方教室東京|会話でのクローズド・クエスチョンの使い方!
相手が「はい」、または「いいえ」で答える質問法
質問において、相手が「はい」、または「いいえ」で答える質問を、「クローズド・クエスチョン」と呼びます。
クローズド・クエスチョンでは、「はい」または「いいえ」しか答えることができないため会話は広がりにくいのですが、使い方次第では、思い通りに話を進めるスキルになります。
初対面の人と会話するときにクローズド・クエスチョン
クローズド・クエスチョンは、初対面の人と話をするときに有効です。相手が自由に答えられる質問を「オープン・クエスチョン」と呼びますが、初対面の人にオープン・クエスチョンで質問すると、相手が打ち解けていないため、会話が続きにくいものです。
その点、初対面の人に、クローズド・クエスチョンで質問すると、相手が話しやすくなります。初対面の人にクローズド・クエスチョンで質問するときのポイントは、相手が「はい」と答えられる質問をすると良いでしょう。
クローズド・クエスチョンは、あがり症で話をするのが苦手な方や、コミュニケーションが苦手な方に対しても有効と言えます。
自分のペースで話を進めたいときにクローズド・クエスチョン
また、クローズド・クエスチョンは、自分のペースで話を進めたいときにも有効です。例えば、友人と街を散策しているときに「おいしそうなケーキのお店に行きたいな。いいかな?」と質問したとします。お互いにケーキが好きなので、相手の人は、「いいねぇ。寄っていこう」と言いました。
クローズド・クエスチョンを利用して自分のペースで話を進めるにも、やはり相手が「いいえ」と答える質問ではなく、「はい」と答えるような質問を用意することが大切です。
このように、質問を工夫するだけでも楽しく会話をすることができます。話し方を上達させたい場合は、本学の話し方教室の講座を受けてみてはいかがでしょうか。
■ 記事関連・話し方講座/会話,雑談力専門・話し方教室
■ 話し方教養講座提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方教室教養講座・スタッフ委員会