話し方教室東京 コラム-「話し方・聞き方のスキル」に挑む、中学校の取り組み

スクリーン・フリー・デイを設け、積極的コミュニケーション

スタディー・インターナショナル・ニュースは、週に1度「スクリーンを使用しない日」を設けている中学校について掲載している。それによると積極的なコミュニケーションやコラボレーションにつながっているという。

米国のある中学校では週に1度、PC、iPad、インタラクティブホワイトボードなど、テクノロジーに依存しない「スクリーン・フリー」の日を設けている。

デバイス使用による「対人コミュニケーション」への懸念

今日の学校においてテクノロジーは、生徒を引きつけたり学習を楽しんだりする要素となり得るため、デバイスの使用は一般的だ。

一方で将来子供たちに求められる、対人コミュニケーションや良いコミュニケーター育成の妨げとなる可能性を懸念し、同校の校長が活動を推進。四半期ごとに実施状況を報告している。

この活動はテクノロジーを否定するものではなく、テクノロジー以外でも生徒同士がつながる必要があり、教育側もそれをサポートする方法を模索している。

教師、生徒にコミュニケーションやコラボレーション促進

初めのうち生徒は慣れなかったが、今ではボードゲームやドッジボール、グループでのランチタイムなどを楽しんでいる。

一部の教師は、学生とSTEMアクティビティ、教室外で行う課外授業の計画など工夫するようになっており、教師と生徒双方にコミュニケーションやコラボレーションを促進する動きが出ていると報告している。

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