話し方教室東京 コラム-患者の満足度向上には、医師の話し方・聞き方のスキルがカギ!

患者と医療スタッフとのコミュニケーションが足りない

ヤフーファイナンスは、患者と医師・看護師などの医療スタッフとのコミュニケーションに関する調査結果について掲載。病院で思いやりが欠如していると感じている患者は、71%に上る。

この調査によると、患者の71%は医者とのやり取りに温かみを感じず、73%が医者からしばしば急かされているような気分になると回答。

また63%が、診察で質疑応答がなされず、47%は医者とのやり取りが乏しかったことから、再来院することはないと答えている。医師や看護スタッフなどと良好な関係性を持てれば、特定の病院に通い続ける患者は2倍になると推測されている。

医師には患者の支えになれるコミュニケーションスキルが必要

一方で、実際には患者の39%は医師のコミュニケーションには期待しておらず、質の高いケアを受けていても満足度が高くないという結果となっている。

現実には、圧倒的多数の医師は思いやりがあるのだが、職業として感情的にならないよう指導されていることが障壁となっている。

医療従事者向けのコミュニケーション指導を行うウェイ氏は、調査結果から患者には診断を知る、状態を感じる要求だけでなく、医師に支えになって欲しいという気持ちがあることは明らかであり、コミュニケーショントレーニングが必要だと指摘している。

■ 記事関連・話し方講座/会話,雑談力専門・話し方教室

■ 話し方コラム提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方コラム・スタッフ委員会