話し方教室東京 教養講座|話が通じない時の意思疎通のコツ!

なぜ、こんな簡単なことさえ、伝わらないのだろう?

日本人と、日本語を使って話をしているのに、どういうわけか話が通じないことがあります。「なんで、こんな簡単なことすら分からないんだろう?」と感じてしまうこともあります。相手と話が通じない理由は、一人一人の考え方や価値観が異なり、理解のしかたに違いが出てくるからです。

相手に話が通じない時は、どのように対処すべきなのでしょうか。

自分と相手の考えが、同じとは限らない

「相手に話が通じない」原因の一つは、「自分が分かることは、相手も分かるはず」、という勝手な思い込みがあることです。しかし、このことは明らかに誤った考え方です。

例えば、あなたが「この部屋をきれいに掃除しておいてね」と相手に伝えたとしましょう。

あなたは、掃き掃除だけでなく、ぞうきんがけもしておいて欲しいと思っていたのですが、相手は、掃き掃除で十分と考え、掃き掃除が終わった時点で「掃除が終わりました」と、あなたに伝えたとします。しかし、相手がぞうきんがけを行っていないために、あなたは不満に感じてしまいました。こんなことは、実際よくあることでしょう。

では、この意思疎通の齟齬を防ぐには、どうすればよのでしょうか。

「話は通じないもの」という前提で、分かりやすく伝える

「相手に話をする時は、話は通じないもの」という考え方を前提として、相手に話をするのが良いでしょう。そのように考えると、いかに分かりやすく伝えるか、と考えるようになりますので、細かく説明するようにもなります。そのように心を配ることで、相手に話が通じやすくなるのです。

ビジネスの場でも、プライベートの場でもコミュニケーションをとることは多いですが、分かりやすく伝える話し方のポイントは「話しは通じないもの」という考え方にたつことです。一度トライしてみてください。

さて、根本的に話し方を直したい方は、本学の話し方教室の講座を受講されることが望ましいでしょう。

■ 記事関連・話し方講座/あがり症克服専門・話し方教室(初心者スピーチコース)

■ 話し方教養講座提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方教室教養講座・スタッフ委員会