話し方教室東京 教養講座|社長に挨拶をしてもらう時の言葉使い・敬語とは?

社長に挨拶をしてもらう、依頼の際の言い回し

一般に大事な会議が始まる前には、社長からの挨拶があるものです。その社長に挨拶を依頼する時、若い人でなくても敬語や言葉使いに戸惑うのではないでしょうか。普段使っている敬語を何気なく使ってしまうと、間違った使い方になることがあり、恥ずかしい思いをしてしまうことがあります。

社長に挨拶を依頼する場合、社内の人間だけが集まっている会議と、社外の方々も出席している会議では、言葉(敬語)の使い方が異なります。今日は、改めて敬語を学習することにしましょう。

社内の会議で、社長に挨拶を依頼するケース

社内の会議の冒頭で社長に挨拶を依頼する場合は、「○○社長より、ご挨拶をいただきます」という言い方になるでしょう。「ご挨拶を『いただきます』」という敬語の使い方は、目上の方を立てる場合に使う言い回しです。

社内の人間だけが集まる会議であれば、敬語の使い方に戸惑うことが少ないと思います。しかし、社外の方々が出席する会議の場合は、敬語の使い方が若干異なるのです。

社外の方々も出席する会議で、社長に挨拶を依頼するケース

それでは、社外の方々が出席している場合に、社長に挨拶を依頼するなら、どのような言い方が適切なのでしょうか。こんな場面では、「社長の○○より、ご挨拶を申し上げます」という言い方が適切です。

社外の方に対して、「○○社長」ではなく、「社長の○○」と紹介します。これはビジネス敬語の基本ですね。また「ご挨拶を『申し上げます』」が正解なのは、謙譲語の知識があればおわかりでしょう。

話し方教室の要点「社長に挨拶してもらう時の言い回しのポイント」

1.社長に挨拶を依頼する場合、社内の人間だけの会議と、社外の方々も出席している会議では、言葉(敬語)の使い方が異なる。

2.社内の会議の冒頭で社長に挨拶を依頼する場合は、「○○社長より、ご挨拶をいただきます」。

3.社外の方々が出席している場合に、社長に挨拶を依頼する場合は、「社長の○○より、ご挨拶を申し上げます」。

「敬語」の使い方、話し方は、普段のコミュニケーションでも大切です。敬語は、20代のなるべく早い時期にマスターしておいてください。

また、改めて敬語の重点をスピードマスターしたい方なら、話し方教室の伝統校・日本コミュニケーション学院の話し方講座で学ばれるのがよいでしょう。

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