話し方教室東京 教養講座|相手に話をさせて、交渉を有利に進める!
交渉で、相手に話をさせる効果とは?
交渉の際には、一般的には自分の方から話を進めて、自分のペースに持ち込みたい、と考えることでしょう。しかし、相手に話させることも、交渉においては効果的方法なのです。
では、なぜ相手に話をさせると、交渉を効果的に進められるのでしょうか。
交渉中に相手に話をさせることで、気持ちがほぐれる
交渉の場において、あえて相手に話をさせる。その理由は、話をしてもらうことで、相手の気持ちをほぐすことができるからです。
交渉中は、お互いに「条件を譲るまい」と、ピリピリとした雰囲気に包まれることがあります。そのようなときほど、相手に質問するなどして相手に話をさせると、相手は、ここぞとばかりに話し始めることでしょう。人間は誰しも、話しているときは気分が良いと感じるものです。
相手の気持ちが緩んでいるときに、難しいと感じられる条件を提示すると、相手はその条件に応じることもあるのです。
交渉中に相手に話をさせることで、要求を探れる
そのほか、相手に話をさせる理由としては、相手の要求を探る、ということがあります。相手に質問するのは、相手の考え方を引き出すことに狙いがあります。
相手は、質問されることでさまざまなことを話しますが、質問したあなたは、相手が気分良く話している間に、「相手はどのようなことを要求しているのか」ということを理解することもできるのです。交渉中に相手に話をさせることは重要なテクニックです。
さて、交渉に役立つ話の聞き方や話し方を理解したい方は、話し方教室の伝統校・日本コミュニケーション学院東京の話し方教室をご利用になるのがよいでしょう。
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