話し方教室「コミュニケーションの改善で災害リスクを減らす!」
災害時の混乱を防ぐコミュニケーションの改善
2月22日のテイラー&フランシス・オンラインでは、震災時の混乱や死亡者を減らす鍵は、コミュニケーションの改善にあるという研究発表を公表している。
メッセージ手段の欠如が、リスクをより大きくした
調査結果は、同メディアのアプライド・コミュニケーション・リサーチで発表。
セントラルフロリダ大学の研究者らは、300人以上の死者を出した2009年イタリアのラクイラ震災において、円滑なコミュニケーションと対応によっては、犠牲者をもっと押さえられたと指摘している。
科学者たちは地震予測確率や研究に長けていても、一般市民に訴えるコミュニケーションスキルやネットワークに精通しているわけではない。
知識や予測確率などの後、事態に備えるメッセージ手段をもっていないことが大きなリスクとなった。
災害に備えたコミュニケーションシステム作りが始まった
この調査により、研究者、コミュニケーション社会科学の専門家らと協力。
災害発生に警報メッセージを開示し、複数の通信チャネルによってリアルタイムでの情報提供が行えるシステムの構築が始まっている。
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