話し方教室東京 コラム-教育現場で知っておきたい「コミュニケーションモデル」

教育者はコミュニケーションモデルを知っておくこと

タイムズ・スクエア・クロニクルズで、教育現場におけるコミュニケーションの重要性について掲載していた。コミュニケーションにはモデルがあり、認識しておくことで生徒との理解を深めることができるという。

コミュニケーションモデルは、コミュニケーションのプロセスを形にした通信手段のことである。

コミュニケーションモデルの種類は?

モデルの種類には、主に3つある。

まず「線型モデル」。これは文字通り情報を伝えるのみで、相手のフィードバックを求めない。主にマスメディアが使用する一方通行の通信手段だ。

次に「相互作用モデル」。これは、メッセージを送る側が相手の反応を待つこと。メールやSNSなどのテキストメッセージの一般的な形といえる。フィードバックに時間がかかる、応答がないなどの可能性がある。

次に「トランザクションモデル」。これは相手の送信する情報をお互いが処理する形だ。一般的な対人コミュニケーションに当たる。情報を伝える、受ける、共有する特徴がある。

教師はモデルに即して、コミュニケーション教育を

教育現場ではいずれのモデルも使用されるが、生徒が「論文を書く」「話し合う」「スピーチをする」「プレゼンテーションをする」など、様々な形が取られており、教師はモデルに即して、適切なコミュニケーションを指導する必要があるとしている。

■ 記事関連・話し方講座/仕事で必須の2大コミュニケーション能力開発・話し方教室

■ 話し方コラム提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方コラム・スタッフ委員会