話し方教室「コンフォートゾーンから抜け出すことで、リーダーシップ能力が向上する!」
リーダーが成長できる環境とは
ビジネスを含め、コンフォートゾーン(居心地のいい場所)に居続けると、失敗を恐れて挑戦をせず、能力は向上しない。コンフォートゾーンから抜け出し、居心地の悪い場所に自分を置くことにより成長できる。
ビジネス・ツー・コミュニティーでは、リーダーが成長できる環境について紹介している。
リーダーは、アン・コンフォートゾーンでこそ成長できる
コンフォートゾーンに居続ける状態では、安定性を求め、危険を冒すことを避ける為、冒険志向や創造志向が低くなる。
例えば、利益性や採算性が高いなどの理由より既存技術に依存した事業展開は、時に経営危機に陥る要因に成り得る。既存技術にとらわれて新規事業や技術革新を推し進めない為、顧客志向に欠け、商機を逃す。
リーダーも同様に、アンコンフォートゾーン(居心地の悪い場所)でこそ成長できる。
周囲からの信頼、リーダーとしての自信や安定性を求め、リーダーとしての役割を熟考したうえで、自身の言動や立ち振る舞いについて試行錯誤や改善を繰り返す。
結果的に、スキルが向上し、新たな能力が開花する。また、円滑なコミュニケーションを心掛ける為、良好な人間関係が構築される。
リーダーには、建設的議論と相談相手が必要
リーダーは、建設的な議論・意見交換を心掛ける。あらゆる意見や情報を受け入れる必要はないが、一方、個々の見解に耳を傾け、10秒程度の短い時間にて取捨選択することが好ましい。
頼りになる、誠意のある、積極的で前向きなリーダーを目指し、周囲に対して媚びへつらう必要はない。
また、リーダーには、同僚など信頼できる相談相手の存在が重要になる。相談相手は、リーダーが能力を発揮しやすい環境を作る。
リーダーは、失敗を受け入れる環境づくりを
ビジネスにおいて、失敗は批判や非難の要因と成り得る。しかしながら、失敗は革新に必要不可欠である。
リーダーには、失敗を受け入れ、容認できる環境作りが求められる。個々が固定概念や思い込みを捨て去ることにより、相互理解が促される。
環境変化は、思考、言動、態度や立ち振舞いに肯定的な効果をもたらす。自然に触れ合うなど環境を変えることにより、思考に多様性や創造性が生まれる。
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