話し方教室東京 教養講座-リーダーは共感力を磨き、スタッフに関われ!
「共感」は仕事の成果と密接な関係がある
企業にとって、成功のために最も重要なスキルとは何だろうか。その一つは、意外かもしれないが共感である。
センターフォー・クリエイティブリーダーシップによると、共感と言うスキルはもともと重要視されていなかったが、職場での共感は仕事の成果と密接な関わりがあり、現代のリーダーが成功するためにはチームやグループなどコミュニティとうまく連携できる必要があると言う。
思いやりや他人とつながる能力は、ビジネスでもプライベートでも生活に不可欠である。共感を示すことは人間の相互作用を改善し、より効果的なコミュニケーションにつながる可能性がある。
リーダーはスタッフの「疲れ」を認識し、解決をリードする
では、リーダーはどんな時に共感を示せば良いのだろうか。
スタッフの燃え尽き症候群は、ビジネスにおいて深刻な問題である。特に現在のようにコロナウィルスの蔓延によって強いられている自粛生活の中では、激しいストレスからやる気を失くすスタッフが増える可能性がある。
そのせいで離職する問題が起こる前に、リーダーはスタッフの疲れを認識していかなければならない。
スタッフのニーズと目標を理解しつつ仕事を割り当て、ビジネスパフォーマンス向上とスタッフの満足度の両方を、共感を持ってリードする必要がある。リーダーが自分を分かってくれていると感じたスタッフは、仕事に積極的に進んでいくということである。
リーダーはスタッフの個人的な問題解決もサポートする
また現在の危機的状況下では、ビジネスとプライベートの境界が曖昧になっている。共感的なリーダーは、スタッフがビジネス上の責任を維持しなければならない一方で、個人的な問題を抱えていたら、きちんと主導してサポートすることを認識しなければならない。
オープンなコミュニケーションラインを維持して透明性を促進することは、スタッフが心理的な安定を得られて快適に過ごせるようになる良い方法の一つである。
共感というスキルは、固定された特性ではなく学べるものである。 リーダーが共感力を磨くと、リーダーシップの効果が向上し仕事で成功できる可能性が高まるのである。
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