話し方教室東京 教養講座-スピーチにジェスチャーを取り入れ、聞き手の感情を揺さぶる!
ジェスチャーが「声」に影響を与える可能性
人間は話している時に、ジェスチャーがついてしまうことがある。この「手で話す」ことは普通のことだが、なぜそうなってしまうのかは、まだ解明されていない。
コミュニケーションの研究者によると、ジェスチャーはスピーチの重要なポイントを強調するために行われると言う。しかしサイエンスデイリーによると、ほかの可能性が浮上してきたようである。
実は、胸、肺、声の筋肉の大きさや形により、ジェスチャーが話し声に影響を与える可能性があるらしいのである。
ジェスチャーを「聞く」ことができる
ある実験で、被験者が薪割りのように手を動かし、「a」の音をできるだけ安定して発声した。
そしてその音声録音を聞くと、話し手のジェスチャーが分かることが判明した。聞き手がその音声を聞きながら、話し手の動きを完全に再現することができたからである。
つまり、ジェスチャーを「聞く」ことができたのである。
スピーチにジェスチャーを取り入れるべき
人体の構造により、手の動きは胴体や喉の筋肉に影響を与える。ジェスチャーは振幅と密接に関連しているので、胸の筋肉を使用して発話の気流を生成するだけでなく、話す時に腕を動かすと、音響を強調できるのである。
私達は激しいジェスチャーを伴うスピーチに、心を揺さぶられるものである。だからジェスチャーが感情の表れではないとしても、スピーチのコツとして、ジェスチャーをあえて取り入れるようにしていくべきである。
たとえ聞き手が目を離して音声だけしか聞いてなくても、感情たっぷりのジェスチャーと共に話せば、音声からジェスチャーを聞き取って、感情的に相手を揺さぶることが可能かもしれないからである。
■ 記事関連・話し方講座/社長の話し方教室/高度話力開発・専門特化コース
■ 話し方教養講座提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方教室教養講座・スタッフ委員会