話し方教室東京 ニュース|従業員の識字・言語・計算能力は、コミュニケーションの増加と生産性に寄与!

識字と言語と計算能力は仕事の生産性に関与

ニュージーランドのダイバーシティー・ワークスは11月21日、2017年のダイバーシティ調査のレポートを発表。識字率や数値計算が、コミュニケーションの促進と仕事の生産性にも関与していると発表している。

組織は識字・言語・計算力を重視していない

多様で包括的な職場環境を目指す国家会員組織「ダイバーシティ・ワークス」は、様々な業種から705名を調査。そして組織力やウェルビーイング、障がい者の雇用、フレックス制度などに関するレポートを公表。その中で従業員のスキルについても取り上げている。

経済協力開発機構(OECD)の統計によれば、15歳から65歳までの同国労働層100万人は、仕事、生活、学習に参加するスキルを持っていないとしており、いずれの場合も生産性は低い可能性があると指摘している。

しかし今回調査した組織の65%は、識字や言語、計算能力といったスキルに重点を置いていないことが分かった。

識字・言語・計算ができる従業員はコミュニケーションが増加

同組織は、識字・言語・算数を中心にコーチングやメンタリングなどのトレーニングプログラムを行う「スキルズ・ハイウェイ」を推奨している。

プログラムを導入した企業では、コミュニケーションの増加、会議への参加率増加、安全衛生報告の改善、欠勤の減少、生産エラーの減少が報告されているという。基本的なスキルは従業員の自信につながり、ビジネス成長に大きく貢献すると述べている。

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