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相手に、イライラや怒りを伝える時の話し方とは?

アメリカで若い女性にさまざまなニュースを配信するリファイナリー29は11月29日、どんなときでも自分の言葉を聞いてもらえるベストの方法、と題して話し方・伝え方のヒントを取り上げた。

例えば約束の時間になっても相手が来ない。やっと来た相手に怒りを爆発させて「あなたはどうしていつも遅れても連絡してくれないの!」と言ってしまう。

さて、この言い方に関して、セラピストはよく、「あなた」を主語にするより、「私」を主語にした文章を使うことを勧めている。

一般的に人は自分が批判されたときより、相手が自分の気持ちを語っているときの方が耳を傾けやすい。「あなたのやることは」と言われるより、「どうしたのかと思ってイライラした」と言われる方が、相手に対して共感しやすい。

相手を責めるより、自分の感情を伝える話し方の方が安全

会話は双方が落ち着いているときにもっともうまく行く。相手を責めるような言葉を避けて自分の感情を伝えている方がその意味で安全だ。相手が自己防衛に走ると、こちらの言葉が耳に入らなくなる。

「あなた」から「私」への切り替えがうまくできるようになるまで、相手に与えるインパクトを考えて、声の調子にも十分注意を払おう。

心理学者によれば、言葉よりも声の調子の方が、相手に与える影響力が大きいという。そして自分の感情を支配するのは自分だけであることを思い出して欲しい。つまり「あなたが私を怒らせる」というのは正しい表現ではないのだ。

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