会話・雑談力の話し方教室(東京)|コミュニケーションの中で避けるべきフレーズ・言葉使い!
「ただ単に」は、控えたい
心理学をベースに、コミュニケーションに関する記事をガーディアン・ドットコムに寄稿するロージー・アイフォールド氏などの見解などを基に、KSLが1日の記事において、コミュニケーションの中で避けるべきフレーズを紹介した。
男性よりも女性が使いがちな「ただ単に」というフレーズは、それを言っている人だけでなく、その伝えたい内容にも影響が出ると指摘されている。「それをただ単に言いたかっただけ」や、「それは単なる考えの一つだよ」など、控えめに聞こえたり、ときには偽りの言葉になったりしてしまう。
会話を進めるには、相手を理解し受け入れる姿勢を
また会話に関する専門家であるロブ・ケンドール氏は、「そうだね。でも」という言葉は、相手の考えを理解せずに、会話が進まなくなると指摘。本当のコミュニケーションというものは、相手を理解しようとする姿勢と、意見を受け入れる頭のやわらかさが求められるとしている。
また、相手に不快な思いをさせるのを避けるためや、気を使いすぎるあまりに「いいよ」と、やたらに言ってしまうことがある。
感情などを表現するよりも、「いいよ」と言っておけばことが済むと思い、このフレーズを使ってしまうが、コミュニケーションにおける壁を更に高くしてしまうことになる。
話し方教室の要点「会話の時に控えたい『言葉づかい』のポイント」
コミュニケーションをとる時に、注意しなければならない言葉づかいがあるとして、その主なものとして3つを紹介している。
1.「ただ単に」
2.「そうだね、でも」
3.「いいよ」の多用
2.は、いわゆるイエス・バット法。もちろんイエス・バットも有効な場面は少なくない。もしイエス・バットが問題のある場面では、イエス・アンド法を用いれば良い。「そうだね、さらに(それに加えて)」という言葉づかいだ。
会話での言葉づかいは、相手と、TPOによって使い分ける。これは大人のたしなみなのだ。
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