会話・雑談力の話し方教室(東京)|人間関係構築に役立つアクティブリスニング!
アクティブリスニングのステップ
2月14日のミシガン州立大学では、リーダーシップスキル向上を目的とした「アクティブ・リスニング」の学習について掲載。積極的に聞く姿勢を示す、5つのステップを紹介している。
聞くことに集中、時折り要約する
アクティブ・リスニングは、リーダーにとって強力なツールとなり、情報取得と見直しのヒントにもなる。また他人との関係構築をしようと言うときにも役立つ。ここではその具体的な方法を紹介している。
まずは「聞くことに集中する」。話を聞く際、内容の要因などに気をとられるときがある。ここで反論して話を脱線させるのではなく、まずは慎重に耳を傾けること。
また「聞いているという姿勢を示すこと」。アイコンタクトやボディーランゲージのほか、「はい」、「それで」など促すことで、相手は話しやすくなる。
もう一つは「フィードバックを提供すること」。話し手の内容を定期的に要約し、「これは○○と言っているように聞こえる」、「○○は何を意味しますか」など相互理解を求めること。
自分の意見は、相手の話が終わってから
さらに「話が終わるまで別の人の意見を求めないこと」。こうした行動は中断する傾向があり、話し手を苛立たせることがあるからだ。
そして最後に「率直であること」。相手への返答には自身の目標や意見を持っていることも大切だとしている。
話し方教室の視点「積極的傾聴のポイント」
記事はアクティブ・リスニング(積極的傾聴)の5ステップについて述べている。
1.聞くことに集中する。
2.アイコンタクト、ボディーランゲージ、相づちで「聞いている姿勢」を示す。
3.時折フィードバックする。
4.相手の話が終わるまでは、別の人の意見を求めない。
5.相手への返答は率直に。
誰しも、「自分の話を誰かに聞いて欲しい」と思っている。話し下手な人ならなおさらだろう。しかし、意識的に訓練していただくとわかるのだが、「相手の話を傾聴する」ことがいかに難しいことか。
記事は、ただの傾聴ではなく、「積極的」傾聴について述べたものだ。「積極的」がつく以上、そこにはスキルが必要だ。相手に自分が「聞いている」ことを、わからせる、コミュニケーションスキルである。そのスキルが、アイコンタクト、ボディランゲージ、相づち、要約ということになる。
幸いアクティブ・リスニングは、自分の心がけだけで実践できる。日常の会話の中で意識的に取り組み、今日よりも明日、明日よりも明後日と、上達していけばよいのだ。
■ 記事関連・話し方講座/会話,雑談力専門・話し方教室
■ 話し方コラム提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方コラム・スタッフ委員会