話し方教室東京 教養講座-ビジネスコミュニケーションの鉄則!重要な情報は冒頭で伝えよ
オンラインコミュニケーションは冒頭の30秒で決まる
9月10日、「米国人材マネジメント協会(SHRM)」では、オンライン型コミュニケーションにおいて、話し手の印象、聞き手の興味・関心を左右するのは冒頭30秒程度であると伝えている。
近年、多くの企業がDX推進を掲げ、業務環境のオンライン化、業務プロセスのデジタル化が進行している。これにより、会議、ミーティング、プレゼンテーションなどビジネスコミュニケーションは対面型からオンライン型に移行しつつある。
これまでの対面型コミュニケーションでは、聞き手の興味・関心を引き付け、話し手の印象が決まるのは冒頭6分程度といわれていた。しかしながら、業務オンライン化に伴い、人間の集中力持続時間は更に短くなる傾向にある。
米国人材マネジメント協会主催の「SHRM年次会議&エキスポ2021」によると、オンライン型コミュニケーションにおいて、聞き手の注意を集めて効果的にメッセージを伝えられるかは冒頭30秒間で決まるという。
重要な情報は冒頭で伝えるのがビジネスコミュニケーションの鉄則
例えば、ビジネスメールの場合、受信相手が最初に目にする「件名」にて具体的かつ簡潔に用件を書くだろう。メールの件名を見るだけで、メールを開かなくても内容が推測できる。
話す・聞くコミュニケーションも、書く・読むコミュニケーションと同様である。聞き手の集中力持続時間は短いため、話し手は、冒頭で、最も重要な情報を明瞭簡潔に伝える必要がある。さらに、冒頭からの6分程度で、話の要点やポイントなど重要事項を話す。
話し手のメッセージが話の最後まで不明な場合、聞き手は話の内容が読めず、興味・関心は早々になくなる。つまり、最初に最も伝えたい情報、その後、詳細な説明、具体例・事例と続けると良い。
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