話し方教室東京 コラム-組織の関係構築には、従業員の対人コミュニケーションスキル・アップが不可欠!
チームの強力な関係構築のためにコミュニケーションスキルに投資する
「才能開発協会」では、ビジネスパフォーマンスの学習を提供するクルーシャル・ラーニングの創設者が寄稿した、従業員のコミュニケーションについて掲載している。
従業員の中には、対立を避けるために発言を避けてしまう人がいる。クルーシャル・ラーニングが独自に行った調査によると、43%が職場での問題解決に2週間以上かかると回答し、会話の失敗による組織の損失は25,000ドルに相当するという結果が出た。
発言をしなかった理由は相手の態度などがあげられているが、発言しなかったことでその従業員自身も不満や怒り、パフォーマンスの低下など態度に表れる。
組織が強力な関係を構築し、結果を出すためには従業員の対人スキルに投資するべきだと氏は述べている。従業員をトレーニングする際、リーダーが注意したいポイントもあげている。
発言しない人に苛立つのではなく聞く姿勢を示し発言しやすい環境作りを
まず発言に伴うリスクを考える。話が得意な人はリスクを考えないが、慎重な人が黙るには理由があり、それを突き止めることが大切だ。
またリーダーは発言しないことに苛立つのではなく、対等な目線で話を聞く姿勢を示し、発言できる状況、環境を作ることを心がける。
話題が何であれ、敬意を払い安全であることを伝え、対話を呼びかける。異議があればリーダーにするように向けることで、話が得意な人も単に主張するだけでなく、相手から学ぶようになる。
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