話し方教室東京 教養講座-プレゼンテーションの結果にはパワーポイント資料も大きく影響!
プレゼンテーションでの「視覚情報」の重要性を意識する
「テックブリオン」では、聴覚情報と比べて視覚情報の影響力は大きく、プレゼンテーションにおける視覚情報の重要性を再認識するように強調している。
パブリックスピーキングにおいて、話し手は、当然のように発する言葉や話の内容に焦点を置く。しかしながら、人は、聴覚情報より視覚情報を優先して判断するといわれる。
それゆえ、聞き手は、話し手の言葉などの聴覚情報よりもパワーポイントや配布資料などの視覚情報に注意を払う傾向がある。
パワーポイントは聞き手に理解を促し、話し手の訴求力を高める
プレゼンテーションでは、視覚情報によって聞き手の興味・関心を引き付け、情報を可視化して話し手の発する言葉を補足するために、パワーポイントを提示する。
したがって、パワーポイントのデザインは、テキスト、フォントの色やスタイル(太字、斜体、影など)、画像を含めて言語である。話の内容を補足して聞き手の理解を促し、話し手の言葉がもつ影響力を強め、訴求力を高める。プレゼンテーションの結果は、パワーポイントで決まると言っても過言ではないほどだ。
人の記憶は聴覚情報より視覚情報が優位、情報を可視化せよ
人の記憶には、聴覚情報より視覚情報のほうが残りやすい。文章などのテキストと比べて、表やグラフといったビジュアルは約50%覚えているという。
話し手は言葉によって内容を伝えながら、同時に、聞き手に対して、その内容をグラフや表で可視化した情報を提示することにより、聞き手の理解が促せ、訴求力は増す。
そこで、パワーポイントを作成する際は、文字量に注意する必要がある。文字ばかりのスライドでは、聞き手の理解は促せない。パワーポイントは補完的な役割を担うため、話し手が伝える情報を可視化することを強く意識する。
■ 記事関連・話し方講座/実戦20分プレゼンテーション能力開発・話し方教室
■ 話し方教養講座提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方教室教養講座・スタッフ委員会