話し方教室東京 教養講座-相手を理解するために「聞く」!その2つのリスニングスキル
対話を促進する「アクティブ・リスニング」
米国オハイオ州にあるライト・パターソン空軍基地の公式サイトでは、SAPR(Sexual Assault Prevention and Response)プログラムマネージャーによるコミュニケーションの見解についてに掲載している(2022年3月25日)。
他人を理解するためのコミュニケーションは、アクティブリスニングだけでは十分ではないと述べている。
近年は対面や電話だけでなく、SNSやメール、ビデオ会議など様々なツールに依存し他人と過度に接続された状態だ。自分のスキルではなく、モノ(ツール)に依存することでかえってメッセージが不明瞭になり苦労をしている。
そこで、基本に立ち返りシンプルに対話に焦点を当てることが大切だ。対話を促進するのがアクティブリスニングで、相手に注意を払うだけでなく、興味・関心を示しエンゲージメント(深いつながり・関係性)を強化する。
相手のメッセージを明らかにする「リフレクティブ・リスニング」
しかしアクティブリスニングは「聞く」ことに集中しているため、会話の不明瞭なメッセージを正確に理解するわけではない。そこで重要になるのが「リフレクティブリスニング」だ。
リフレクティブリスニングは、相手の感情を観察・評価しながら、聞いた言葉を繰り返すことで、メッセージを明らかにするスキルだ。これにはもちろん聴覚だけでなく知覚も必要になり、そこで得られた情報を精査して相手の心情を推し量る。
いずれにせよ相手を理解するためには「聞く」ことが基本だとしている。
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