話し方教室東京 教養講座-時代に合わせてリーダーシップスタイルも変化する!
変化するビジネス環境とリーダーシップ
現代と40年前とでは、ビジネス環境は大きく変化しています。以前は終身雇用制で、アメリカでも日本でも出世のために同じ組織に在籍し続ける人がほとんどでした。その頃のリーダーシップは、スタッフを指揮して統制するコマンド・アンド・コントロールスタイルであり、現代とは全く異なっています。
「シーユーインサイト」によると、現代はビジネスの選択肢が増えているので自分が評価していない、または評価されていない企業から離職することは当たり前で、昔ながらのリーダーシップスタイルでは生き残っていけないと言っています。では昔と今のリーダーシップスタイルは、どう違うのでしょうか?
昔ながらのリーダーシップスタイル
生産性の向上と積極的に働きやすい職場環境を促進する現代のリーダーと違い、コマンド・アンド・コントロールスタイルをとる昔のリーダーは、親しみやすさや魅力に欠けていたといえるでしょう。
スタッフとの関わりを努めて持たず、ミスを見つけて叱責することで気を引き締めさせると言うスタイルでした。現代と違ってコミュニケーションに価値を認めてはいなかったのです。
現代のリーダーシップスタイル
現代のリーダーは、職場においてコミュニケーションを育む重要性を理解しています。そのためコーチングを取り入れたり、ファシリテーターとして振る舞ったり、時にはメンターとしてスタッフに接しています。
スタッフにアイデアや提案を求めて、ビジネスに関与させ、フィードバックを提供し、積極的に謝意も表すのが現代のリーダーシップになっています。
一流企業が求めているのは、現代のリーダーシップを振るえる人材でしょう。昔ながらのスタイルから現代版に移行するための第一歩は、意識改革になります。そして、そのためには自分のリーダーシップスタイルを周囲に評価してもらうことがスタートです。
■ 記事関連・話し方講座/エグゼクティブコーチング
■ 話し方教養講座提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方教養講座・スタッフ委員会