話し方教室東京 教養講座-スピーチやプレゼンテーションでは話し手が話したい内容ではなく、聞き手が聞きたいことを伝えよ!
パブリックスピーキングでの大きな間違いとは
「インク.」では、パブリックスピーキングにおいて、聞き手の興味・関心を引き付けるには、聞き手のニーズを満たすことが重要であると強調している。
近年、ビジネスにおいて、パブリックスピーキングの重要性は極めて高い。ビジネスパーソンにとって、最も重要なスキルはパブリックスピーキング能力といっても過言ではない。
しかしながら、パブリックスピーキングで、大きな間違いを犯している話し手が少なくない。つまり、相手が聞きたい内容ではなく、自分が話したい内容を伝えているのだ。
スピーチ・プレゼンでは聞き手が求める情報を、理解しやすく伝え説得する
例えば、商品やサービス開発では、消費者ニーズが起点となる。企業が売りたい商品が必ずしも顧客や消費者が買いたい商品であるとは限らない。商品やサービスを売りたいなら、相手のニーズに基づき、相手の欲する商品やサービスを提供することが不可欠である。
これは、スピーチやプレゼンテーションなどのパブリックスピーキングにも当てはまる。つまり、パブリックスピーキングも同様に、話し手のニーズではなく、聞き手のニーズが重視される。話し手目線ではなく、聞き手目線が重要になる。話し手には、聞き手が求める情報を聞き手の理解や共感を促せるように伝えることが求められる。
パブリックスピーキングの目的は、聞き手への情報伝達と説得である。裏付けとなる情報や根拠となるデータを伝達して、聞き手を動機付けする。それには、話し手目線や主観的な話し方ではなく、聞き手目線や客観的な話し方が欠かせないのだ。
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