話し方教室東京 コラム|組織で成果を出すコミュニケーション術とは何か?
表情や態度など暗黙の情報伝達から会話の本質を見抜く
コミュニケーションでは、言葉にて自己の意図表現を明確にするだけでなく、表情・仕草、態度、反応、行動などで暗黙的に伝達する。
組織において、好ましい結果・成果を出し、成功をおさめるには、言葉による明示的な情報伝達に加えて、表情や態度といった暗黙的な情報伝達より会話の本質を見抜く必要がある。
「ハーバード・ビジネス・レビュー」では、ペンシルベニア大学の上級研究員であるアニー・マッキー氏のアドバイスを紹介する。
相手の非言語表現を理解する
マッキー氏は、プレゼンテーション、会議などコミュニケーションを始めるにあたり、全体を見渡し、コミュニケーション相手の表情・仕草、行動を観察することが重要であるという。特に、表情は、相手の心を表現しているといわれる。
ボディーランゲージから、相手の隠れた本音を読み取る
コミュニケーションにおいて、言葉による言語的表現は、会話全体や意図表現の半分程度に過ぎないといわれる。
残りはボディランゲージによる非言語的表現であり、それゆえ、コミュニケーション相手の要求・ニーズ、不快、恐怖・不安、モチベーションの対象、将来ビジョンを正しく理解することが求められる。相手に対する正しい理解は信頼・信用関係を構築し、空気を読む、会話の本質を見抜く力を高めると説明する。
また、マッキー氏は、相手の感情を推測してはいけないと助言する。傾聴を心掛け、自己に対する相手の反応を観察・評価することにより、相手の感情、意図が見えてくるという。
話し方教室の視点「組織で成功するためのコミュニケーションのポイント」
1.組織において、成功をおさめるには、言葉による明示的な情報伝達に加えて、表情や態度など暗黙的な情報伝達から会話の本質を見抜く必要がある。
2.プレゼンテーション、会議などコミュニケーションを始めるにあたり、全体を見渡し、コミュニケーション相手の表情・仕草、行動を観察することが重要。
3.コミュニケーションにおける言葉による言語的表現は、会話全体や意図表現の半分程度に過ぎない。残りはボディランゲージによる非言語的表現であり、それに注視する必要がある。
ビジネスの成功、組織における成功のカギは、専門能力ではなくコミュニケーション能力である。そのコミュニケーションには、言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションがあるので、その両方に精通することが重要になる。
両方のコミュニケーション能力の向上なら、話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院東京で学ばれるのが良いだろう。
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