話し方教室東京 コラム|米国コメディ女優が大学で卒業スピーチを行う
コメディ女優が愉快なスピーチで卒業生を激励
「ティーン・ヴォーグ」は、米コメディ女優ミンディ・カリング氏が、母校であるダートマス大学の卒業式にてスピーチを行ったと報じた。
スピーチでは、「ザ・オフィス」「ミンディ・プロジェクト」における女優業、執筆活動といった自身のキャリアについてコメディ女優らしく面白おかしく、愉快に語った。
なお、「ザ・オフィス」は英コメディドラマのリメイク版であり、医療恋愛コメディドラマ「ミンディ・プロジェクト」では自身が主役を務める。
自己の限界を決めず、過剰な自信を持てとスピーチ
概して、米ドナルド・トランプ大統領は、妄想的で自信過剰である。
ミンディは、卒業生に対して、トランプ大統領を例に挙げ、自己の限界を決めず、不可能な事象であっても可能であると言い聞かせ、過剰な自信を持ち、周囲にできないと言わせない心意気の重要性を説いた。
不安定で刻々と変化する社会において、成功を手に入れる、成果を収めるには、大きな自信を持ち、最大限の力を発揮することが求められる。また、人生の目標は固定せず、流動的に変化させるように伝えた。
話し方教室の視点「卒業式スピーチのポイント」
1.米コメディ女優カリング氏が、母校の卒業式にて女優業、執筆活動といった自身のキャリアについてコメディ女優らしく面白おかしく、愉快に語った。
2.カリング氏は、卒業生に対して、自己の限界を決めず、不可能な事象であっても可能であると言い聞かせ、過剰な自信を持ち、周囲にできないと言わせない心意気の重要性を説いた。
卒業スピーチの基調は、「明るく、前向き」である。それに加えて、話し手の人生から得た教訓を述べることになる。
コメディ女優なら、「おもしろい」話が期待されるだろう。しかし、それだけではもちろん足りない。自分の人生でつかんだモノの見方・考え方を述べる必要があるのだ。ミンディー氏は、その点も成功している。
うまいスピーチのコツは、その場面でのスピーチの基調を理解し、自分なりのモノの見方・考え方を開示することだ。いずれにしろスピーチには訓練が必要である。話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院東京の専門講座で訓練されるのが一番だろう。
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