話し方教室東京 教養講座-スピーチ・プレゼンテーションで優れた話し手になる秘訣!
スピーチの場面・目的を正しく把握し、聞き手主体で話す
「ペイド フォー アーティクルズ」では、人前で上手に話すコツとして、パブリックスピーキングを行う場面・目的を正しく把握したうえで、聞き手主体で内容を考えるように助言している。
パブリックスピーキングにおいて優れた話し手になるには、聴衆規模に関係なく、事前準備と練習が非常に重要になる。
まず、結婚式の乾杯・挨拶、会議での発表・発言などパブリックスピーキングを行う場面・目的を正しく把握する。例えば、結婚式の場合、新郎新婦の紹介、祝辞、謝辞など祝福が目的である。祝福のメッセージを送るのがふさわしい。つまり、パブリックスピーキングでは、場面と目的に応じた内容が求められる。
そして、聞き手について徹底的に分析を行う。パブリックスピーキングでは、話し手主体ではなく、聞き手主体で話すことを意識する。聞き手が興味・関心を示し、知りたい・聞きたいと思う内容に伝える。
パブリックスピーキングは話し言葉で、自分の言葉で伝える
「書き言葉」は何度も読み返すことを想定した文章に使われる言葉であり、話し手のリアルな言葉ではない。それゆえ、パブリックスピーキングでは、話し言葉で伝えることが重視される。
つまり、事前に原稿を準備して当日、原稿を読み上げた場合、それは自然で自発的なパブリックスピーキングではない。また、原稿を丸暗記して、思い出しながら話すのもリアルな言葉とはいえない。
パブリックスピーキングは聞き手とのコミュニケーションであり、話し手は自分の言葉で伝える必要がある。話の構成や展開、要点や重要事項を理解した上で、話し手が発するリアルな言葉で伝達する。
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