話し方教室(東京)「リーダーとは、挨拶ができる人!」
挨拶ができない日本人の多さ
過去に何度か“挨拶ぐらいはしましょうよ”と書いてきた。それほど、挨拶をしない、できない人が多いからだ。
“挨”は心を開く、“拶”は迫るの意味。つまり、心を開いて、相手に迫るのが挨拶なのだが、心を開けない、自分から迫っていけない日本人がホント多いのにびっくりする。
リッツカールトン(ホテル)で日本支社長を務めた経験がある高野登氏によると、国際線の朝の便で、乗務員が“おはようございます”と迎えても、挨拶を返す日本人は、やはり少ないとのこと。
ファーストクラスの人達は挨拶ができる
その高野氏によると、挨拶を返しながら搭乗する人が一握りいるそうで、その殆どが左側(ファーストクラス)に歩いていくという。
実は、これは理解に難くない。
挨拶できる人とは、自分をオープンにして相手に迫り、また相手を受け入れる度量がある人であり、相手に気遣いを示せる人だからだ。
また、そういう人でないと、リーダーは務まらない。
リーダーになれる人と、なれない人との違い
ここで、「真のリーダーとは、いつでもどこでも、挨拶ができる人」と仮定しましょう。
もしそうなら、挨拶ができない人達は、リーダーにはなれない人達ということになる。
皆さんの周りを見回した時、いかがでしょうか。先の「仮説」を「検証」してみてください。私は、仮説は正しい、と思っています。
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