話し方教室(東京)「朝礼スピーチの話材/日本の活気よ、もう一度!」
いつか見た風景:ごった返す人の群れ
昨日夜7時頃、JR新宿駅・東口付近を歩いていた。すると、若い人やサラリーマンの“群れ”が、続々歌舞伎町方面に流れていた。
たぶん、大学生の新入生歓迎コンパと、サラリーマンの飲み会集団だと思う。なぜわかるかと言えば、かつて私も、そんな中の一人だったからだ。
こんな人混みを目にしたのは久しぶりだった。ごった返す人の群れ。少なくとも、ここ何年かは見たことがない光景だ。
いつか見た風景:電気の消えない高層ビル
その後、高層ビルのレストランで夕食を取った。20時を回っていた。窓の外を眺めると、都庁舎や他の高層ビルの多くのフロアーに、電気があかあかと灯っていた。
高層ビルには大手企業が入っている。彼らは残業をしていたのだ。
アベノミクス効果で、人々が近未来に対する淡い期待を持ち始め、夜の街にも活気が少し出てきた。また大手企業では、円安の影響で仕事が増えたのだろうか、残業をしている。
街の活気、企業の残業は、いつまで続くだろうか?
日本には、かつて“Japan as No.1”と言われた時代があった。その時に、日常の光景として見てきたものが、街の活気だったし、企業の夜の残業だったのだ。
昨晩は、本当に久しぶりに、その活気のあった時代に触れた気がした。でも当時と違うのは、地方や中小企業では、当時の活気はないということ。
後日、アベノミクスが成功だったかどうかを判断するに際し、地方と中小企業に活気が戻ったかどうか、という点は大切な判断基準になるかもしれない。
いずれにしろ、私はこの活気が、ずっとずっと続いて欲しいものだと心底思った。
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