話し方教室東京 コラム|サイバー攻撃から組織を守る!CISOのコミュニケーションスキルの重要性
サイバーセキュリティー対策と社内コミュニケーション
セキュリティーインテリジェンスは7月31日、CISO(情報セキュリティ責任者)の役割とコミュニケーションの重要性を指摘。サイバーセキュリティのスキル不足がデータ侵害の件数を増やしているという。
話し方・聞き方のスキル改善へのプレッシャー
情報システムセキュリティ協会(ISSA)の昨年の調査によると、過去2年間に少なくとも1件のデータ侵害につながるリスクを経験した組織は45%だという。しかし専門分野であるだけに組織全体で知識やスキルの格差があり、人員の訓練に投資していない組織も少なくないようだ。
CISOはセキュリティの重要性を幹部に理解してもらう、従業員を指導する、などのコミュニケーションスキルが重要になってくる。しかし彼らは、コミュニケーション改善へのプレッシャーを感じているという報告もある。
コミュニケーション・スタイルのチェックを
同記事ではそれに対するアドバイスも行っている。まず組織がビジネスとして何を推進しているのか、その価値を学ぶことを勧めている。それに対する保護の必要性を訴えることができるからだ。
またコミュニケーションスタイルをチェックすること。幹部とのコミュニケーションには何が適切か、専門用語を最小限に抑える伝え方を学び、レポートか、会議か、メッセージかによっても伝え方の効果は違うという。
そしてチェックにはフィードバックが分かりやすいと指摘。フィードバックを求めることは、オープンで誠実な態度でもあり、リーダーとしての支持も得られるという。
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