話し方教室東京 教養講座-パブリックスピーキングはシンプルに捉えることで上手くいく!

人前で話す行為はシンプルな作業である

「ジェナードメソッド」では、パブリックスピーキングについて複雑に考えることを止め、シンプルに捉えることで全てが上手くいくと助言している。

人間の脳は、他の哺乳類と比べて前頭前皮質(脳の前頭葉の前側領域)が優れている。前頭前皮質は物事を捉える領域であり、記憶、意思決定、注意、実行など思考や行動に関与する。

これにより、人間は考えて行動できる。特に、ビジネスの情報収集、データ分析、意思決定において重要な役割を果たす。

しかしながら、パブリックスピーキングでは、前頭前皮質を大いに使う必要はない。そもそも、人前で話す行為はシンプルな作業であり、複雑な作業ではない。あまりにも複雑に捉えると前頭前皮質が活性化し、強い不安や恐怖が生み出されるといわれる。

聞き手の存在を意識し、引き付けながら感情的に訴えかけることに集中

物事を過度に複雑にしない。複雑に考えることを止め、より単純に捉えて集中すると全てが簡単になり、物事は上手くいく。つまり、パブリックスピーキングをシンプルに考える。

ただ情報を伝えるのではなく、聞き手を巻き込んで情報を伝達する。聞き手の反応に注意を払いながら、聞き手と真摯に向き合って心からコミュニケーションを図ることを意識する。話し手と聞き手の間に感情的な繋がりを築き、聞き手に対して感情的に訴え掛けることだ。

あわせて、自分のパフォーマンスに対して過度の不安や心配を抱かない。良いパフォーマンスをしたいと強く思い過ぎると、逆に悪い結果を招く。あまりにもパフォーマンス結果にこだわりすぎることで悪影響を及ぼすという。

聞き手の存在を意識し、聞き手の興味・関心を引き付けながら感情的に訴え掛けることに集中するのがよい。

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