話し方教室東京 教養講座-聞き手の記憶に残るプレゼンテーションのコツ!

聞き手の記憶に残るプレゼンテーションとは

「ビズウィメン」では、プレゼンテーションのコツを挙げ、聞き手に対して話す姿勢を重視することにより、聞き手の記憶に残るプレゼンテーションになると紹介している。

例えば、プレゼンテーションにおいて、思い切って奇妙で風変わりな言動を行うことにより、聞き手に対して強い印象を与えられ、記憶に残りやすい。しかしながら、大胆な行動をする以外にも、聞き手の興味・関心を引き付け、話し手のメッセージを聞き手の記憶に長く留める方法はあるという。

スライドの情報は、キーワードやキーフレーズ、画像など一目で見て分かるものを

プレゼンテーションでは、一字一句全てを原稿に書いて丸暗記するのではない。原稿をはじめ、メモ書きや箇条書きを見ないで話せるのが理想である。たとえ、一行、一言を忘れてしまっても、聞き手は気付かない。分かるのは話し手のみである。

プレゼンテーション中に話の流れを確認したい場合は、簡単なスライドを用意すると良い。ただし、スライドは、読むものではなく、見るものである。あくまでも、聞き手の理解を促し、話し手のメッセージを効果的に伝えるうえで補助的な役割として扱う。

それゆえ、スライドに提示する情報は、キーワードやキーフレーズ、画像など一目で見て分かるものに留める。

話し手の主張を言葉で伝えながら、ハンドジェスチャーでその重要性を強調

コミュニケーションにおいて、人は最初に相手の手に目が行く傾向がある。無意識のうちに、相手の手を見て信用に値する人なのかを判断するという。話し手のハンドジェスチャーが多ければ多いほど、手の動きが大きければ大きいほど、聞き手の注意を引き付けられる。

例えば、最も視聴された「TED Talks(テッドトーク)」において、話し手は18分間で平均465回のハンドジェスチャーを使用していたという。

したがって、プレゼンテーション中、話し手は聞き手の視界に入る場所に手を置くと良い。話し手自身の主張を言葉で伝えながら、ハンドジェスチャーでその重要性を強調する。

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