話し方教室東京 教養講座-礼儀に欠けた態度や不躾な物言いをしていませんか?
あなたの言動、相手を不快にさせていませんか?
「インク.」では、誰しもが無自覚に失礼な言動をとってしまい、相手を不快にさせている可能性があると指摘している。
無礼な言動は友人、顧客、優秀な従業員を失うだけではなく、思考の明確さ、優れた発想力や創造力を低下させるといわれる。無礼な言動は相手を不快にさせ、さらにはパフォーマンスの低下につながる。
礼儀に欠けた態度や不躾な物言いは自分では気付かない
礼儀に欠けた態度、不躾な物言いは、なかなか自分では気付かない。明らかに失礼であるケースを除き、自分の言動が失礼にあたるのかを判断することは難しい。
例えば、ビジネスシーンにおいて、普段何気なく使っている言葉、よく耳にする言葉が、実は相手を不快にさせる言葉である可能性も少なくない。
しかしながら、受け手でない限り、ほとんど気に留めないだろう。自分が受け手になってはじめて、自分に向けられている言葉が
失礼であり、その言葉によって受け取る側が不快になることに気付き、自覚できる。
自分の言動を意識すること、相手に好奇心と共感を示すこと
自信たっぷりで断定的な物言いは少し自分勝手に聞こえ、上から目線で偉そうな印象を与えてしまう。そこで、断定口調は避け、「~と思います」など自分の意見を共有するスタンスをとると良い。
また、あらゆるシーンにおいて、多くのリーダーは「それについて検討してみよう」という表現を使いがちであるが、これは少し高圧的であるという。意見、要求や希望、議論、話し合いや交渉をはじめ、周囲のアクションに全く応じず、この一言によって全てを拒絶して退けてしまう。
そこで、状況に応じて「それについて話し合ってみよう」「一緒に解決策を考えよう」など寛大さを示し、周囲のアクションを受け入れる。
このように、まずは自分の言動を意識し、自分の言葉が相手にどのような影響を与えるのかを考えてみると良い。
そして、相手に対して少しの好奇心と共感を示すことが重要であるという。例えば「大変ですね」「それは大変でしたね」など、たった一言でも相手の気持ちに寄り添ってみるとよいだろう。
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