話し方教室(東京)「就職の面接試験を突破せよ! 」
就職活動、その結果は?
この春、学校を卒業した若者達の就職活動も、すでに終わった。今年は景気好転の影響もあり、多くの学生の就職が決まったようだ。
そして早いもので、6月にもなると、来春・卒業予定の学生達のインターンシップ、自己分析、業界・企業研究がスタートする。
私は、なるべく多くの学生が「希望する組織」に入れることを希望するものだが、それがかなわない人達も当然でてくる。
人事が、ダメだと思う学生
そこで、採用選考の最後の関門、「面接」を通り抜ける人達と、そうでない人達との違いを見てみよう。
大手企業の採用担当者が、「面接で、ダメだと思う学生は?」というアンケート調査に回答している。(※日経HR「人気企業の採用活動に関するアンケート調査。2013年4月。)
(アンケート結果の、ベスト7をご紹介してみよう。)
1.質問の意図をくみ取れていない(65.9%)
2.目を見て話さない(52.3%)
3.内容が論理的でない(40.9%)
4.内容に説得力がない(38.6%)
5.内容にまとまりがない(36.4%)
6.話が長すぎる(34.1%)
7.自分だけが目立とうとする(15.9%)
結局、コミュニケーション能力!
いかがだろうか?これらの能力は、付け焼き刃で養成できるものではない、ことにお気づきだろうか。つまり、学生にとっては、早いうちからの訓練が求められているわけだ。
そして、上記項目の重要性は、何も「就活学生」だけに限ったものではない。実はこれらは、企業人・組織人全員に必要な「ビジネスコミュニケーション能力」でもあるのだ。
もちろん、それぞれの項目に「レベル」というものがあるわけで、学生に、達人レベルのビジネスコミュニケーション能力を、企業は求めてなどいない。ただ、最低限は身に着けておいてよ!ということなのだ。
就職戦線突破の肝とは何か
就職戦線を勝ち抜く肝は、自己分析と、業界・企業研究、そして、上記のコミュニケーション能力開発ということになる。
来春卒業の学生の皆さん、どうか、元気に、頑張ってください。
■ 記事関連・話し方講座/就職・転職「面接試験」の話し方教室
■ 話し方教養講座提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方教室教養講座・スタッフ委員会