会話・雑談力の話し方教室-「今日は楽しかった」と言ってもらえる会話の秘訣!

相手の話をよく聞く

楽しい会話の第一歩は、相手の話を聴くことです。

傾聴は、相手に対する敬意を表し、会話における信頼を築く基礎となります。相手の話に耳を傾けることで、その人の興味や感情を理解しやすくなり、より深い関係性を築くことができます。

具体的には、相手の話を遮らず、質問を通じてさらに話を深めることがポイントです。これにより、「この人は私の話に興味を持ってくれている」と感じさせ、相手にとって忘れがたい会話となります。

ポジティブな反応を示す

会話中にポジティブな反応を返すことは、楽しい雰囲気を作り出す重要な要素です。

相手の話や意見に対して、肯定的な言葉を使って応じることで、相手の自尊心を高め、さらにオープンなコミュニケーションを促すことができます。

たとえば、「それは面白い考えだね!」や「すごくいいね!」などのフレーズは、会話を盛り上げる効果があります。このような肯定的なフィードバックは、相手に安心感を与え、もっと自分のことを話したくなる動機付けにもなるのです。

ジョークやユーモアを取り入れる

ユーモアは、会話を楽しくさせる最も効果的な方法の一つです。

適切なジョークや面白い話は、リラックスした雰囲気を作り出し、会話に親しみやすさを加えます。ただし、ユーモアにはタイミングが重要であり、相手が楽しめる内容を心掛ける必要があります。

人を笑わせることができれば、その瞬間の共有された楽しさが強い絆を作り、相手にとって印象深いものとなるはずです。

話し方教室の視点/今日の一言
「楽しい会話と親密な人間関係が、人生を豊かにする」

上述した相手の話をよく聞き、肯定的な反応を示し、時にはユーモアを交えることで、会話はより心地よい、楽しいものになります。ぜひお試しいただきたいと思います。

また、会話中に自己開示をすることもお忘れなく。自分の経験や感情も共有することで、相手との距離を縮め、より親密な人間関係を築くことができます。

自己開示は、相手に自分を理解してもらうために必要なもので信頼関係の構築に寄与しますが、何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」。ほどほどに、というのが大事です。

学院総長 酒井美智雄

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