あがり症克服の話し方教室「人前での緊張を克服し、自信を持って話すための実践ポイント」(1分間 話し方教室東京)

1. 緊張を克服して、自信を持って話す

人前で話すときに緊張してしまう、声が震える、頭が真っ白になる…。こうした悩みは、実は非常に多くの人が抱えているものです。日本に限らず、世界中で「人前で話すのが苦手」という声が絶えません。ですが、本学・話し方教室での実践を通してわかるのは、「緊張や不安はコントロールできる」という事実です。

緊張するのは“普通”のこと

緊張を「悪いもの」と捉えるのではなく、「自然な反応」だと受け入れることが第一歩です。プロの講演者やプレゼンターでも、登壇前にはある程度の緊張を感じています。大切なのは、それに対処するためにどうするか、です。

伝える目的に意識を向ける

緊張の多くは、「うまく話せるか」「失敗しないか」という“自分目線”の不安から来ています。これを「相手に〇〇を必ず伝える」という“相手目線”に切り替えると、自然と気持ちも落ち着いてきます。話の目的に集中することで、不安より“伝えたい思い”が勝るようになります。

2. 人前での「あがり症克服」には、やはり練習が不可欠

「話し方がうまくなりたい」「あがり症を克服したい」と思ったとき、最も効果的なのは、やはり繰り返しの練習です。頭の中でシミュレーションするだけでなく、実際に声を出して話すことで、体に覚えさせていくことが肝心です。

小さな実践の場をつくる

最初は1人でも構いません。スマホで自分を録画しながら話してみるだけでも効果があります。次のステップとして、友人や家族の前で短いスピーチをする練習もおすすめです。もちろん、本学・話し方教室をご利用いただくという方法もあります。聴衆の前で実際に話すことが体験できます。

フィードバックもらい改善する

練習後には、必ず自分の話し方を振り返りましょう。録音や動画を見直すと、自分がどこでつまづいているか、どこが聞きづらいのかが明確になります。さらに、他人からの率直なフィードバックを受けることがおすすめです。客観的な視点が得られ、話し方の改善ポイントが明確になります。

3. 過剰な意識を捨て、リラックスをルーティン化

人前に立つと「注目されている」と感じてしまい、過剰に自意識が働いて緊張を高めてしまうことがあります。ですが実際のところ、聴衆はあなたの一挙手一投足をそこまで気にしていません。過度な意識を捨てることで、あがり症の症状も和らぎます。

実は「観客は味方」である

聴き手は、あなたの失敗をあざ笑うためにいるのではありません。多くの場合、「どんな話をしてくれるのかな」と前向きな関心を持っています。あなたの話の中に、自分にとって役立つ情報があることを期待しているのです。この視点を持つだけで、話すときの心理的ハードルは下がります。

深呼吸・ストレッチなどをルーティン化

緊張を感じたときは、呼吸を整えることが非常に効果的です。話す直前に3回ゆっくり深呼吸をしてみてください。それだけでも、身体の力が抜けて、声が出やすくなります。また、首や肩を軽くストレッチするのもおすすめです。

「人前で話すのが苦手」と感じる人の多くが、練習で大きく変化していきます。ぜひ、練習を重ねて自信をつけてください。あがり症は必ず克服できます。自信を持って堂々と話している自分は、もう、すぐそこにいるのです。

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