「新入社員に贈る!ビジネスマナーと話し方の基本」(1分間 話し方教室東京)
社会人としての第一歩を踏み出した新入社員にとって、ビジネスマナーと話し方は職場での信頼を築くための基本です。ビジネスシーンでは「何を言うか」だけでなく、「どう言うか」「どんな態度で話すか」が大切です。
今回は、ビジネスマナーと話し方の基本を解説します。これらのポイントを実践することで、新入社員であるあなたも安心してコミュニケーションを取れるようになるはずです。
1. 挨拶、笑顔、話し方で印象が決まる
挨拶は自分から、明るく、元気に
職場では、毎日の「おはようございます」「お疲れさまです」といった挨拶が大切なコミュニケーションです。相手の目を見て、はっきりとした声で挨拶することで、相手に安心感と信頼を与えることができます。
挨拶一つであなたの人柄まで伝わります。たかが挨拶などと、見くびってはなりません。
笑顔で、ハキハキと話す
笑顔を忘れず、ハキハキと話すことは、相手との距離を縮めるために有効です。話し方の基本として、ただ言葉を伝えるだけではなく、話し方に感情を乗せることがポイントです。
また、相手が話しかけやすい雰囲気を作ることは、良好な人間関係を築くために大切です。
2. 正しい敬語の使い方をマスターする
よく使うビジネス敬語を覚える
新入社員が最初につまずきやすいのが「敬語の使い方」です。敬語では、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の違いをしっかり習得することが大事です。
たとえば、「見る→ご覧になる(尊敬語)」「見る→拝見する(謙譲語)」「見る→見ます(丁寧語)」のように、場面によって適切な言葉を使い分けることが求められます。
クッション言葉で敬意を伝える
「恐れ入りますが」「お手数ですが」「差し支えなければ」といったクッション言葉は、依頼やお願いをする際に欠かせません。これにより、相手に対する敬意が伝わります。これらの言葉を自然に使えるようになると、話し方の印象が一段と良くなります。
3. 報連相(ほう・れん・そう)で信頼を築く
報告は「直ちに」「簡潔に」に
上司への報告は、仕事が完了したら、直ちに行います。また、話し方は「結果→経過」の順で伝えることが重要です。これはプレゼン技術としても用いられます。
例えば「○○の件ですが、完了しました。(結果)」「分からなかった部分は、〇〇さんに教えていただきました。(経過)」という話し方を習慣にすることで、簡潔にわかりやすく要点を伝えられます。
相談・連絡はタイミングが命
小さな疑問でも早めに相談することが、ミスやトラブルの予防につながります。また、チームの進捗を円滑にするためには、連絡のタイミングも非常に重要です。
相談なら、話し方としては「今、お時間よろしいですか?○○について、少しご相談したいのですが」といった前置きがあると、相手に好印象を与えます。
上述したように、新入社員が身につけておくべき話し方とビジネスマナーは、日々仕事をする上で必要不可欠なものといえます。しかし、いきなり100点は無理ですので、先輩に教えてもらいながら、なおかつ、自分でも勉強して、早く赤点をクリアーしてください。そうして、職場での信頼を着実に築いていって欲しいと思っています。
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