話し方教室東京 コラム|故人に敬意を表した追悼スピーチを捧げる
敬意を表した追悼スピーチ
多くのメディアが、昨年、女性ソウル歌手のアレサ・フランクリンは膵臓癌のため、自宅にて死去したと報じた(2018年8月)。雑誌「ローリングストーン」によると、フランクリンの葬儀の際には、ブラックミュージック界の大御所であるスモーキー・ロビンソンが敬意を表した追悼スピーチを送った。
フランクリンは故人である父フランクリン牧師のもとへ旅立ったが、天上での再会を望むと述べ、フランクリンとの別れに対する強い悲しみを表現した。
出会った瞬間からの友情を偲び「永遠に愛してる」でスピーチを結んだ
ロビンソンはデトロイト出身であり、フランクリンの家族がバッファローからデトロイトへ引っ越し、二人は出会った。ロビンソンは当時8歳であった。
スピーチでは、フランクリンとの初対面時を振り返り、初めて出会った瞬間から固い友情が生まれ、友情が途絶えることはなかったと語った。
フランクリンは人生で最も長い間友人であり、固い友情が途絶えることは想像できなかったと続け、長い友情のゆえに二人の間では短い会話で終わることも頻繁にあったが、今はフランクリンとの会話を恋しく思うと偲んだ。
ロビンソンは「リアリー・ゴナ・ミス・ユー」を熱唱し、棺を見つめながら「これからも永遠に愛している」と伝え、スピーチを締め括った。
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