プレゼンの話し方教室(東京)「言いたいことがキチンと伝わるプレゼンテーションの話し方!心理的アプローチ」
自分の話、相手に伝わってないかも
あなたの話、相手に伝わっていますか?
雑談ならともかく、スピーチやプレゼンテーションにおいては話をたくさんしたところで、話したことが相手に伝わっていなければ、そのスピーチ、プレゼンは無かったことに等しいのです。
ですので、自分の言いたいことを相手に伝えるには、「聞き手」の心理を理解しなければなりません。そこで今回は、聞き手の心にアプローチする3つの方法について述べていきましょう。
言いたいことが伝わる話し方とは
1.いい声で話す
あなたは、「いい声ですねぇ」と、他人に言われたことはありませんか?そう言われたことがある人は、間違いなく「いい声」の持ち主です。いい声とは、軽く出しても伸びやかで、歯切れよく聞こえる声のことです。
いい声だと、何がいいのかというと、実は、いい声は「得」をするのです。声がいいと、話の中身までいいと聞き手が勝手に感じてしまうものなのです。いわゆる「ハロー効果」というやつですね。
ちなみにハロー効果とは、ざっくり言うと、「一つの特徴が、その人や物の全体の印象、評価になってしまう心理的作用」のことです。
ですから、これを活用しない手はないでしょう。もちろん的確な訓練が必要なのはもちろんです。
2.13分で話を区切る
一般に、テレビ番組でコマーシャルが入る間隔は約13分と言われています。現代人はこの感覚に慣れ親しんでいるために、この時間で集中力が切れやすいと言われています。
したがいまして、13分の間に話の山場を入れる話し方をすることで、自分の伝えたいことを「相手が真剣に聞いてくれやすく」なります。こんな伝えるテクニックも知ってて損はないでしょう。
3.新情報は3割にとどめて話す
聞き手が関心をもつ話題とは、「自分が聞きたいこと」で、かつ、「自分が理解できること」です。
世の中には、聞き手が知らない情報ばかりを詰め込んで話す人がいますが、知らない話ばかりされても聞き手は理解できません。
そこで、相手を自分の話に引きつけるためには、7割は知っている話を提供することが肝心になります。つまり、聞き手が知らない話は3割とどめることです。
そうすることで、聞き手は関心を持って話を聞いてくれるようになりますので、自分の話しがより伝わりやすくなるのです。
いかがでしょうか?
「いまいち、自分の話が相手に伝わらない」と悩んでいる方は、この3つの方法を意識しながらスピーチ、プレゼンテーションに取り組んでみることをおすすめいたします。
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