話し方教室「プレゼンテーションの説得力を強化するポイント!」
私は仕事柄、雑誌や新聞の記者・編集者の方から、よくインタビューを受けます。最近多いのが「説得力」についてのインタビューです。
そこで今回は、サカイ流「説得力を強化する・5つのポイント」をご紹介することにしましょう。
1.論点を絞って話す
アレモ、コレモ話さない。聞き手に合わせ、ポイントを絞って話すことが大事です。概して話し手は、伝えるべきことがたくさんあると思っているようです。しかし、聞き手は沢山の事を聞くことを決して望んではいません。
2.優先順位を明確にして話す
大事なことから話す癖をつけることは大切です。そうすれば、もし時間が足りなくなったとしても、大事なことは先に話しているので安心ですよね。
3.データ、数字を使って話す
ビジネスでは、話に数字を添えることです。そうすることで抽象論ではない話ができるようになります。数字を使えないビジネスパーソンは、失格と知ることです。
4.事実か意見かをはっきりさせて話す
よくありがちなことですが、話が事実なのか、その人の主観なのかよくわからない、ということがあります。
これは誤解の元ですから、気をつけましょう。どこまでが事実で、どこからが自分の意見や推測なのかを、はっきりさせることは論理的コミュニケーションの基本です。
5.発音明瞭・態度キビキビで話す
大きめの声、キリリとした姿勢、キビキビした動作に、人は惹かれるものです。はっきりと発音をし、背筋を伸ばし、スピーディーに行動すること、これは非言語のコミュニケーションとして、とても大切なことです。
以上、5つのポイントは自然に身につくものではありません。意識して取り組み、はじめて自分の物になるのです。皆さんも、すべて習得して、説得力を強化してください。
■ 記事関連・話し方講座/20分プレゼンテーション能力開発・話し方教室
■ 話し方教養講座提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)