会話・雑談力の話し方教室「SNSは、どのくらい会話として機能するか」
若者の半数はコミュニケーション手段としてSNSを利用
オーストラリアのメディアマーケティング「マンブレラ」は3月16日、25歳未満の若者の半数が、コミュニケーション手段としてSNSを使用しているという。マーケティングの今後はどうあるべきだろうか。
今後も若者のSNS需要が見込まれる
シドニー工科大学のアドバンスアナリティクス研究所と共同で行った今回の調査は、2400人のオーストラリア人を対象に行っている。
同国で使用しているアプリは、Facebook、WhatsApp、Snapchat、Slackなどが主流だ。
SNSを使用しているのは25歳未満で46%と約半数、20歳未満は56%と半数以上だ。ほかにオンライン調査、対面インタビュー、Facebookなどから収集した数字によると、今後25歳未満は67%、25歳以上が50%に増加する可能性が高いという。
どのくらい「会話」として機能するか、それがSNS需要拡大の鍵
この需要はマーケティング担当者にとっては大きなチャンスだ。しかし今後は、広告を貼り付ける、プロモーションキャンペーンを行うなどは効果的ではないという。
これまでSNSは、大勢の人、または複数の人との会話や情報の共有を行うものであったが、近年若者にとっては、より身近でプライベートな会話での利用を示すデータもある。
SNSが、どのくらい「会話」としての役割を果たせるか、創造性を持たせるかが、飛躍の鍵となるようだ。
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