話し方教室「Facebookリーダーに学ぶリーダーシップ」
リモートチームにおける効率的リーダーシップ
フェイスブックのデブ・リュー氏は、プラットフォーム・マーケットプレイス事業のリーダーとして、現地法人の指揮を執る。現地法人は、アメリカ・シアトルからシンガポールまで広範囲に分散している。
「アントレプレナー」では、リュー氏に対してインタビューを行い、現地法人などリモートチームにおける効率的なリーダーシップについて紹介している。
現地法人を理解して職場文化を創出
現地の風土、文化や慣習を理解することは重要である。現地に対する理解により、現地の職場文化を創出できる。リュー氏は、現地法人へのリーダーシップにより、長期的に強いチームを構築する基礎が造り上げられると述べている。
また、現地法人オフィスにおけるビジネス機会や経営成長は、アメリカ本社と差異があってはならない。本社は、現地法人へのリーダーシップを通して、現地の現状、問題や課題を把握できるという。
現地法人に本社社員を組み入れて双方向コミュニケーション
リュー氏によると、現地法人の新設メンバーは、リーダーやマネジャーなど管理職を含めて現地採用をする事が必須である。
立ち上げメンバーには、コミュニケーションスキルが高く、自発的で誠実な人を採用することが求められる。現地法人では、立ち上げメンバーにより職場文化が造り上げられる。
合わせて、現地法人の成長に対する責任を負い、本社と現地法人の橋渡し役として、管理職のうち数名は本社社員を就かせるべきであるという。本社社員を組み入れることにより、本社と現地法人は双方向コミュニケーションが可能となる。
対面コミュニケーションの方法を工夫
本社と分散する現地法人では、コミュニケーション方法が課題となる。特に、対面コミュニケーションは簡単ではない。
リュー氏は、ビデオ会議など通信技術を活用し、本社と現地法人における対面コミュニケーションの問題を解消しているという。また、Facebookでは、年に一度「ハッカソン(アイデアや成果を競い合う開発イベント)」を開催し、本社と現地法人の社員が一同に集まる機会を設けている。
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