話し方教室「米国史上8番目に長い、議会スピーチ」

上院議会で、ジェフ・メルクリー議員が15時間超の演説

米国のジェフ・メルクリー上院議員は4月6日の議会で、15時間28分もの演説を行ったという。米国史上8番目の長いスピーチ、その格闘の様子が全米で報道されている。

米国史上8番目に長いスピーチ、食べることも座ることもなく

オレゴン州上院議員のメルクリー氏の演説は、5日(火曜日)の午後6時46分に始まり、翌日6日(水曜日)午後10時15分に退席するまで続いた。

途中ボトルのミネラルウォーターを飲んだだけで、食べることも座ることもなくひたすらスピーチを行ったという。

今回のスピーチは、過去117年間の米国演説で、8番目に長いものであった。過去の7人の中には、上院議員のテッド・クルーズ、政治家のヒューイ・ロングが含まれている。

最も長いのは、1957年の元サウスカロライナ州知事のストロム・サーモンドの法案に対する発言で、なんと24時間18分だという。

裁判所の健全性への懸念とトランプ大統領批判のスピーチ

今回のメルクリー氏のスピーチは、米国で最高裁判官のポストを指名されているニール・ゴルサーチ判事の就任を阻止しようとしたものである。

同判事のキャリアや性差別を扱った公判の判決について取り上げ、米国裁判所の健全性への懸念、ドナルド・トランプ大統領への批判を行っている。

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