話し方教室「成果を出すリーダーは、リーダーシップ能力開発に専念する!」
リーダーシップの評価基準は、人間関係?
リーダーシップは、企業の業績、顧客満足度、顧客ロイヤルティ、株価など成果・達成度にて評価されることも少なくない。しかし、ハーバード大学が75年間に亘って実施したグラント・グリュック研究では、成果・達成度、満足度の指標は人間関係であると結論付けている。
ドイツのメディア関連企業であるプロジーベンザット1メディア最高経営責任者のトーマス・エーベリング氏は、「フォーブズ」にて、リーダーシップを高く評価できるリーダーについて説明している。
優れたリーダーは、リーダーシップ能力向上に専念
高い可能性をもった有望なリーダーは卓越性を兼ね備えている。あらゆる環境にて、優れて突出した状態を追求することにより、最良の成果を出せる。
また、成果を出せるリーダーは、リーダーシップ能力が企業の成長を促す要素であると念頭におき、リーダーに求められる能力・スキル習得や向上に専念する。
状況に応じて、指導者にもパートナーにもなれる
企業の経営陣など優秀なリーダーは、挑戦を通して刺激を受け、鼓舞する。問題や課題の解決には戦略性、独創性・創造性、意志の強さが求められ、問題や課題に立ち向かうことにより成長する。
また、周囲に対して挑戦する環境を作り、直面する問題や課題への取り組みを促す。優れたリーダーは、状況に応じて、指導者にもパートナーにもなる。指導者として正しい方向性を示し、パートナーとして議論し、次世代を育成する。
優れたリーダーは、自己認識力が高く自己統制できる
リーダーとして自尊心や自負心は必要であるが、一方、過度の自尊心や自負心はリーダーとしての立場を最も危うくする。優れたリーダーは自己認識力が高く、自尊心や自負心のバランスを適度に保つように自己統制できる。
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