話し方教室「会議・ミーティング中の部下の問題行動を上司はいかに是正すべきか?」
会議中のスタッフの行動をいかに是正するか
ハーバード・ビジネス・レビューでは9月21日、会議中のスタッフの行動が正しくないとき、どのような対応をするべきか、アドバイスを行った記事を掲載している。
上司が行動を正すときは事実を冷静に話す、そして配慮も
自分が率いているチームの会議が上手くまとまらないとき、会議の内容ではなく、スタッフが問題のときがある。例えば、同僚の話をしばしば中断する、会議中に携帯のチェックをするなど、意図的ではなくともちょっとした行動がチームの関係を悪化させることがある。
もしそうなら、それを正すのは上司の役目だ。どのように正すべきだろうか。まず議論を始める前によく考えることをすすめている。考えることで、上司としての意見を客観的に捉えることができるからだ。話すときは、事実をできるだけ冷静に、そして気遣うという感性も必要だと述べる。
感情は伝染し、ぎこちない態度を取ると相手も構えてしまい壁ができてしまう。一緒に散歩をする、カフェでくつろぎながら話すなどの配慮もすすめている。
部下への意見、結末はポジティブであること
また、スタッフはそれぞれ反応が違う。普段からスタッフをよく観察し、言われたことに対しどのような反応をするか、ある程度予測を行うべきだと言う。そして意見の結末はポジティブでなければならない。
スタッフには責任を持って手助けをすること。ミーティング前に一緒に準備する、終わりには報告し合うなど、アイデアを共有することも大切だとアドバイスしている。
■ 記事関連・話し方講座/管理職専門・話し方教室
■ 話し方コラム提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方コラム・スタッフ委員会