話し方教室「発想を変えると、交渉術も変わる!」
交渉とは、相手を説得すること?
リーダーズ・ダイジェストは9月19日、シンプルだが効果的な専門家の交渉術を紹介。交渉というと「相手を説得する」と考えがちだが、発想の転換も必要だと語る。
交渉のシンプルなプロセス:準備、練習、実行
資産運用コンサルティングのマネー・チップス・ドットコムで交渉のエキスパート、ジェフ・ホイト氏は「P-Tips」が大切と語る。Prepare(準備)・Practice(練習)・Playact(実行)の3つだ。
準備はポジティブを生み出し、練習はパニックを防止する、そして実行によって相手とのバランスを計ることができる。
交渉が苦手だという人は、相手を説得できない、または手強いと感じていることが多い。しかし交渉が上手くいかないのは自分自身に柔軟性がないのではないか、という発想の転換も行うべきだという。
信頼構築には、相手への配慮を忘れない
交渉の基本はコミュニケーション。相手を理解し歩み寄る姿勢が必要だと指摘する。リスニングスキル、そして交渉相手の人格を評価し、対等であることが大切だ。
また考え方や目的の違いをどうするか思案するばかりでは、交渉は成立しない。できる限り共通の目標を見つけ評価するところから始める。
そして、信頼構築のためには相手への配慮を忘れないこと。もし時間に遅れる場合は、遅れてからいいわけをするのではなく、事前に変更を通知し、理由を説明すること。相手も時間を割いてくれているという気持ちを忘れないことだとアドバイスしている。
■ 記事関連・話し方講座/営業,セールス専門・話し方教室
■ 話し方コラム提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方コラム・スタッフ委員会