あがり症克服の話し方教室(東京)|スピーチの際の、あがり症、不安、恐怖症を克服する!

パブリックスピーキングに対する不安や恐怖

人前で話すことに対する不安や恐怖、あがり症は、プレゼンテーションなどパブリックスピーキングの失敗をまねく要因に成り得る。特に、社会不安障害、広場恐怖症、パニック障害などの不安症は、パブリックスピーキングにおいて大きな壁となる。

「スタディー・ブレークス」では、スピーチに対する不安・恐怖、あがり症を克服する術を教授する。

あがり症には、圧倒的な練習量が必要

あがり症の人のスピーチには、十分な事前準備・練習が必要不可欠である。

不安症の症状がある場合、圧倒的な練習量が必要である。完璧を目指して、過度と思われる程度まで練習を行うことが好ましい。完璧な練習により自信が生まれ、不安や恐怖が軽減する。

練習の第一段階では、制限時間に収められる状況を目指す。制限時間に最適な文字数の原稿を用意したうえで、時間内にて話し終えるように練習を繰り返す。その後、序章、重要・強調事項、根拠・証拠、結論など原稿の内容を部分ごとに記憶しやすい箇条書きへ変える。

箇条書きはパブリックスピーキングの方向性を示すものであり、箇条書きに基づいてスムーズに話が展開できるような書き方や内容にする必要がある。したがって、各部分の重要事項や要点を切れ目なく、途切れることなく書き留める。

視線、アイコンタクトの練習もおこなう

パブリックスピーキングでは、聞き手に対するアイコンタクトが非常に重要である。話し手は、会場全体を3ブロックに区切り、各ブロックに対して視線を送り、会場全体に目配せすることが理想的である。

しかしながら、あがり症にとってアイコンタクトは容易ではない。少なくとも1ブロックへ視線を送るように心掛ける。

また、スライド資料や配布資料を用いる場合、話し手は聞き手の注意・関心が資料にうつった際にアイコンタクトを図る、深呼吸をして気持ちを落ち着かせることも可能である。

日頃から呼吸法も練習しておく

不安や恐怖の軽減には呼吸訓練が効果的であり、日常から呼吸法にて感情コントロールの練習を行うことが重要である。

パブリックスピーキング前に深呼吸を行うことにより、不安や緊張は軽くなり、気持ちを落ち着かせられる。

トラブルを想定して備えて臨む

パブリックスピーキングにおいて、高い基準設定は失敗をまねく要因になる。それゆえ、しゃっくり、くしゃみなど想定されるトラブルを考慮したうえで基準を設定するのが重要である。

トラブル想定より、事前にトラブルに対する気持ちの準備ができる。一方で、高い基準設定では、想定外の事態が生じた場合、不安や恐怖、緊張や焦りが増幅する。

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