話し方教室東京 ニュース|職場での対人関係を改善する!
透明性あるコミュニケーションで、職場に変化を
ビジネス・ツー・コミュニティーのマイケル・へラー氏によれば、アメリカ精神医学会やハーバード・ビジネス・レビューが行った調査から、「透明性」のあるコミュニケーションが、職場での対人関係の改善において、非常に重要であることが分かっているとして、20日に記事を寄稿している。
アメリカ精神医学会の2014年の調査において、全体のおよそ25%の労働者が、上司に信頼を寄せていないことが明らかになり、自身が今何のためにこの仕事を任されているのかなど、「透明性」のあるコミュニケーションがされていないことが原因だとされている。
コミュニケーションは「オープン」に、そして「正直」に
ハーバード・ビジネス・レビューの2013年の従業員エンゲージメント調査においては、上司が従業員に対し、仕事に関する最新の情報をしっかりと伝え、コミュニケーションによって、戦略などが明確に示されている会社では、全体の70%が仕事に集中できると回答したことも分かった。
これらを上司が従業員に伝えることにより、従業員からも疑問などを呈しやすくなると言える。
また、会社の問題点なども暗に示さず、単刀直入に従業員に聞くことも必要だろう。会社の一員である従業員は、大きなソリューションを提案してくれるかもしれない。
このように「透明性」のあるコミュニケーションは、ビジネスの場だけでなく、どの場面でも重要で、「オープン」にそして「正直」に会話をすることで、より良い環境をきずくことができるだろう。
話し方教室の要点「職場コミュニケーションのあり方」
「透明性」のあるコミュニケーションが、職場での対人関係改善において、非常に重要であることが分かった。
上司が従業員に対し、仕事に関する最新の情報を伝え、コミュニケーションによって戦略などが明確に示されている会社では、(対人関係もうまくいき)全体の70%が仕事に集中できると回答したことも分かっている。
つまり職場とは人の集まり。しかも考え方や行動様式が違う雑多な人の集まりなのだ。その人の集団をまとめるには、透明性あるコミュニケーション。オープン、率直、正直なコミュニケーションしかないではないか。
リーダーは、部下とのコミュニケーションにもっと注力する必要があるだろう。
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