会話・雑談力の話し方教室(東京)|子供が孤独を感じている様子の時、どう会話すべきか?
親は、子供の感情と深く会話を
臨床心理士のレイチェル・アンドリュー氏や、心理学者であり育児の専門家でもあるサラ・ディメーマン氏が、子どもが孤独を感じていると分かったら、親は感情と深く会話することが重要であるとしており、その内容がハフポスト・ニュースの24日の記事で紹介された。
「孤独」はメンタルヘルスに悪影響を及ぼすことが多い。解決するためには、子どもの話をしっかりと聞く立場になり、その問題を一緒に考えていくことが大切。
「クラスの誰も好きじゃないから遊びに行かない。」などと言う場合は、子どもが何かから身を守っていることがあるため、深く感情に触れる会話を心がけると良い。
「なぜ?」は避け、答えはコミュニケーションの中から探す
親は子どもに対し、遠回しに孤独を感じているのか聞こうとするが、その必要は全くないとディメーマン氏は指摘する。「最近寂しそうにしてるけど、一人ぼっちだと感じてない?」など、ダイレクトに「孤独」であるかどうか聞くことで、子どもに話す機会を与えられる。
また子どもと話すときは、「なぜ?」という言葉は避けると良いだろう。子どもは「なぜ」その状況になっているのか理解できていない若しくは、分かっていたとしてもすぐに説明したくない傾向にある。
「なぜ?」の答えは、しっかりとしたコミュニケーションの中から見出すことが必要だとしている。
話し方教室の要点「子どもの孤独を解決する会話」
「孤独」は心身の健康にダメージを及ぼす。子どもの孤独を解決するための親子の会話のポイントには3つある。
1.遠まわしに聞くのではなく、ダイレクトに聞いてみる。
2.子どもの話をしっかり受け止め、感情に触れる会話を。
3.「なぜ?」は子どもを問い詰めることになるので控える。
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