話し方教室東京 ニュース|コミュニケーションスキルを学ぶ航海訓練!
クルーザーで社会スキルを学ぶ
ウェスタン・アドボケイトは1月29日、オーストラリアで若者を対象に行っているクルーザー体験活動を取材。10日間の航海で船に関すること以外にも、社会的スキルを学べるという。
ヤングエンデバー号での航海訓練
これは、オーストラリア政府の協力のもと行われている非営利団体の活動で、16歳から23歳の若者を対象に「ヤングエンデバー号」という帆の高い船で10日間の航海訓練を行うというもの。
オーストラリア海軍から派遣された乗組員が指導。若者たちは、航海の指揮をとり、コースの図案化、決定、帆の立ち上げなどを自分たちで行い、航海中にも様々なミッションを行う。
参加した若者の一人は、ミッションの中で司令を任された日はストレスを感じたという。しかし結果的には遂行できたことに満足できたと話している。
友情、対話スキル、チームワーク、そして自信をつかむ
ここでは新しい人たちと出会い、航海という新しい体験を一から学ぶ。コミュニティー体験を通して友情を育み、対話スキルと自信を高めることを目的として行われている。そのほかにもリーダーシップ、チームワークの向上に役立っているという。
考えるよりも行動することが大切であり、自身が望むことは何でもチャレンジできるということを理解させるユニークな体験だとしている。
話し方教室の要点「若者の社会スキル開発のポイント」
オーストラリアでは、若者を対象に航海訓練を行う活動がある。「航海」というコミュニティー体験を通じて得られるものは、少なくないようだ。たとえば、友情、対話スキル、リーダーシップ、チームワーク、そして自信。
いま若者のコミュニケーションスキルの低下が、世界的といっていいほどの問題になっている。海洋国家日本でも、ぜひ実施してほしいプログラムだ。
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