話し方教室東京 コラム|管理職はビジネス知性とコミュニケーションスキルで勝負する!
管理職のリーダーシップ欠如によるコミュニケーション問題
フォー・コンストラクション・プロス・ドットコムは2月5日、マネージャーに適しているスキルについて掲載している。コミュニケーションスキルが重要な要素となりそうだ。仕事のできる人がよいマネージャーになるとは限らない。
ここではハーバード・ビジネス・レビューの調査を取り上げ、リーダーシップに欠けるコミュニケーション問題を取り上げている。
最も多いのは「従業員の業績を認識しない」が63%、「明確な指示がない」が57%、「従業員と話す時間を持たない」が52%、「従業員と話すことを拒否する」51%などがある。
そのほかにも建設的なアドバイスを行わない、従業員の名前を知らない、従業員のプライベートを知らない、などもあげられている。
マネージャーに必要な要素:人間性、ビジネス知性、コミュニケーション能力
一方で、マネージャーとして重要な要素についても調査している。
「インスピレーションとモチベーション」が38%、「知識と誠実さ」、「解決能力」が37%。そのほかにも「コミュニケーション重視」が35%、「コラボレーション重視」が33%となっている。
ほかにもチームワーク、目標の提示、コネクションの拡大を行っている人などが理想となっている。コミュニケーションスキルと組織における柔軟な行動力が評価されるとしている。
話し方教室の要点「リーダーシップに欠かせないコミュニケーションスキル」
仕事のできる人が昇進してマネージャーになることはよくある。しかし、仕事ができる人が、よきマネージャーになるとは限らない。なぜなら、マネジャーは、他人を通じて、仕事をする人だからだ。
そうすると、ビジネス知性(仕事の能力)もさることながら、それ以上に大切になってくるのが、人に好かれる人間性と他人と上手くやっていくためのコミュニケーションスキルになる。
「あの人は仕事はできるのに、リーダーシップを発揮できない。なぜだろう?」などという言葉を企業で聞くことが多いが、それは、人間性とコミュニケーションスキルのどちらか、あるいは両方に問題があるからである。
リーダーシップ発揮で壁に突き当たって入る方は、心して学び直して欲しい。
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